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国公私立・首都圏の専門学校データベース
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【専門学校選びの8つのポイント】
その一 将来何をしたいのか、目標を持とう 〜専攻の選択
その二 専門学校って何? 〜認可校・無認可校の違い
その三 情報はどこから手に入れるか?
その四 学科名はあてにならない! 〜カリキュラムと資格 
その五 就職率は専門学校の成績表 〜就職率と進路指導
その六 最新設備を使いたい! 〜設備と環境
その七 卒業までいくらかかるかな… 〜学費・学校の場所
その八 実際に授業を受けてみよう 〜学校説明会・体験入学

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書籍のご案内

下記の2点は、2000年より外務省を通じて全世界の在外公館(大使館、領事館)の閲覧室に置かれています。他に類書がなく、使いやすい、読みやすいと好評を博しています。日本での留学を希望する各国の人々に有益な情報を提供しています。
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全国の日本語学校と大学留学生別科の施設、教育内容等を詳細に記載。最新の学生数、使用教科書、進学指導・教員採用担当者名等が記載された唯一の書。


その五 就職率は専門学校の成績表 〜就職率と進路指導 

 今までも述べてきましたけれども、専門学校とは、入学した学生に即戦力として必要な「専門的な」知識と技術を与えて社会に送り出す「学校」のことを指します。ですから、このような専門学校には、社会のニーズを反映した実践的な教育が期待されます。学校で学ぶ高度で専門的な知識と技術も、それらが実際の現場で使われてこそ、初めて専門学校に通ったことが評価されるのです。逆に言えば、現場で使われないような知識と技術をいくら学んでも、時間とお金の無駄使いとしか言えません。では、どのような学校がそういう知識と技術を教えてくれるのでしょうか? それを知るひとつの目安が就職率です。企業に良い評価をされる学校は、それだけ信頼も高いといえます。卒業生の就職率は学校の評価のバロメーターと言えるでしょう。この項目では、就職に関することにスポットを当てて、学校選びのコツを見ていきましょう。

▼就職率は学校の評価

 入社後に一から社員教育をしなくても、最前線の現場で即戦力として活躍する力を身につけている専門学校生は、企業にとって頼もしい人材です。事実、ここ数年に渡る不況でも、専門学校の卒業生の就職率は80%を維持しています。大学や短大が軒並み就職率を低下させていることを考えると、いかに企業が専門学校生に期待しているかが分かると思います。しかし、企業もすべての専門学校生を採用しているわけではありません。就職する際には、就職試験や面接があり、一人一人の能力をきちんとチェックしています。そして、そこで企業に認められた人のみが、晴れて採用通知をもらうことができるのです。

 では、どの学校に通えば、企業が認めてくれるような知識と技術を学ぶことができるのでしょうか。極論を言えば、就職なんて「本人の根性と努力次第、そしてほんの少しの運」なので、どこの学校に行っても同じなのですけれども、それではこのコラムの意味がありませんね(笑) 一般化することは少し危険ですけれども、就職率が高い学校ほど「企業のニーズに沿った」良質のプログラムを提供していると思われます。就職率が高いということは、企業に認められた学生の数(就職者数)が多いということになります。ですから、その数が多ければ多いほど、それらの学生を卒業させた専門学校は企業にとって「即戦力となる優秀な人材を輩出する良い学校」となります。つまり、これらの学校では、即戦力となるための知識と技術を分かりやすく教えている、と予想できるわけです。

 冒頭にも書きましたけれども、いかに優れた知識と技術を勉強していても、それが企業の要求しているものに沿っていなければ意味がありません。ましてや、専門学校の場合、入学から卒業までの時間が短いですから、短期間で学生を即戦力として育てるために、(1) 実践的なテクニックを学ぶための授業と資格を取るための授業をうまく合わせた授業スケジュール、(2) 経験豊富な講師の分かりやすい指導、(3) 学生の勉強と生活を支援する学校スタッフ がうまくかみ合わなければなりません。ですから、それらの産物である卒業生が就職するということは、その学校の教育水準が高いということにつながるわけです。

▼就職先も大切

 就職率が高い方がいいということは述べましたけれども、それと同様に大切なのが「就職先」です。いくら就職率が高くても、学校の専門分野と関係の無い職種の企業ばかりであったら、その学校で勉強する必要は無いわけです。たとえば、服飾デザインを専門学校で専攻したのに、就職先が機械工業系の企業であったら、せっかく勉強した知識を100%生かすことができませんよね。やはり、専攻と就職先との分野が同じである方が能力を発揮することができるのではないでしょうか。

 また、違う見方をすれば、自分が進みたい分野の企業にとって、その学校はあまり相手にされていないということにもなります。つまり、専門学校として「実践的な知識と技術」を提供していないのではないかということです。

 もう一つ、就職先のリストに企業の名前があるということは、その学校の卒業生がその企業に就職していうということです。数年後に就職活動をするときに、彼らを訪問すれば、いろいろなことを教えてもらえるかもしれません。

 就職率や就職先に関する情報は、たいてい学校のパンフレットに掲載されています。また、「国公私立・首都圏の専門学校データベース」の学校詳細ページにも掲載しています。トップページから参考にしてみてください。

▼就職指導は充実しているか?

 専門学校には就職課などと呼ばれる、就職に関する情報を学生に提供する部署があります。ここから学生は求人に関する情報や、企業のデータ、就職説明会などの情報を手に入れることができます。

 就職活動は多くの専門学校生にとって未知の経験だと思います。就職活動をしている時に、自分が何に向いているか分からなくなるときがあると思います。そういうときに就職課に行けば、きっとスタッフが相談にのってくれはずです。早い段階から、ここを利用していれば、希望の企業が何を要求しているかが分かるでしょうし、自分の学習計画の参考にもなでしょう。基本的に就職は個人の問題ですけれども、やはり学校のバックアップがしっかりしている方が安心です。時間があれば、就職課なども学校見学の際にでものぞいてみると良いでしょう。





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