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タイトル
2003年8月号より

首都圏の専門学校の学科総数は1,184校
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学校数692、新設198学科、廃止170学科

 15年度の首都圏の国公私立専門学校は、募集停止、休校などを除くと692校(前年度668校)となる。また、今年度、学科総数は1,184学科(同1,156)で、その内、新設は198学科(同122)、廃止は170学科(同136)であることが判明した。これは本誌の7月拡大号として刊行された「 国公私立 首都圏の専門学校全調査」のアンケート調査で明らかになったもの。

 同誌は、昭和58年から年度版で毎年刊行されているもので、首都圏の専門学校のアンケート協力により、1校・1学科も漏らさず掲載している唯一の資料として、専門学校をはじめ関係方面から高い評価を得ている媒体。

■1校当たり1.7学科を設置

 本誌では専門学校のすべての学科に8桁のコードをつけている。上4桁がいわゆる「学科コード」で、下4桁は「性格付けコード」と名付けられているもので、修業年限、入学資格、男女、昼夜の別がわかるようになっている。(下欄参照) 検索機能を完全にするために、例えば、看護科と看護婦科、コンピューター科とコンピュータ科のように、教育内容は実質的には同じと思われるものでも別の学科として一つのコードが与えられている。

 本誌のコードが上記のような性格・内容のものである関係上、学科の総数は実際よりも数がかなり多くなる傾向にある。それを踏まえて今回の調査結果を見ると、学科総数は1,184学科で、昨年度の1,156学科と比較して28学科増えている。全体の数としては多くはないように見えるが、分野別・系別に子細に見れば、学科の改廃が非常に活発に行われていることがわかる。

 また、首都圏には休校・募集停止中の学校を除けば692の専門学校があるので、学科総数を単純に1校当たりで割ると1.71学科の設置ということになる。昨年度は1.73であったので、わずかの増加となった。

■依然として大幅な学科の改廃

 前ページの表で分かるように、昨年度よりは新設・廃止ともに大幅に増えている。専門学校の学科の改廃は、原則として官庁の許可が不要で学則の変更届だけでできる。また、専門学校は職業教育がその使命であるという性格上、つねに社会の変化を的確に把握して、それに沿った形での学科編成が求められている、などの理由で学科の改廃は非常にしばしば行われるのがふつうである。今年度の新設学科は8分野すべてにわたって行われ、その数は198学科にのぼっている。また、廃止された学科は170学科となっていり、合わせて学科総数の約31%が変更になったことになる。

 以下、分野別にその特徴を見てみよう。

【工業】

 学科総数は243学科(前年度220)で、商業実務・外国語、文化・教養についで学科数が多い分野である。今年度の新設は54学科(同28)、廃止は31学科(同39)で、全体では差し引きで23学科が増えている。約3分の1強の学科が改廃された。工業は10の系に分けられているが、今年度は全ての系で活発な学科の改廃が見られた。特に、「コンピューター」、「マルチメディア・放送」は例年と同様に今年度も活発に改廃が行われた。また、「機械・運輸」も活発な改廃が見られこのことがこの系の学生数増につながったのではないか。

【農業】

 学科総数は21学科(前年度17)。全分野の中でも最も学科数が少ない。今年度は新設5・廃止1で、いずれも 「畜産」の学科である。

【医療】

 学科総数は113学科(前年度105)。新設は14学科(同4)、廃止は6学科(同2)で、この分野としてはかなり大幅な改廃といえる。「東洋医学」の新設が目立つ。

【衛生】

 学科総数は79学科(前年度67)。新設は15学科(同3)が注目される。

【教育・社会福祉】

 学科総数は81学科(前年度75)。新設は16学科(同6)、廃止は10学科(同5)となっている。この分野は4系に分けられているが、「社会福祉・社会教育」に学科の改廃が集中していることは、この分野の主役の交代を物語っている。

【商業実務・外国語】

 学科総数は専門学校ではトップの280学科(前年度301)。今年度の新設は40学科(同39)、廃止は61学科(同42)で、分野全体では差し引き21学科のマイナスとなった。 改廃のトップは前年度同様に「ビジネス」で、新設13学科(同23)で、廃止は23学科(同13)と多い。この分野の激しい学科の改廃は、局面を打開しようとする試みに他ならないが、新設学科の名称を見るかぎりでは、新鮮さが感じられず、この分野の悩みはなお深刻であるといわねばならない。

【服飾・家政】

 学科総数は117学科(前年度117)。新設は8学科(同11)、廃止は8学科(同7)。

【文化・教養】

 学科総数は250学科(前年度254)で、商業実務・外国語に次いで学科数が多い。今年度の新設は46学科(同28)、廃止は50学科(同36)で改廃が活発に行われた。(鎌田)


注)本誌では、文部科学省の50分類を一部変更して分析している。50分類の文化・教養から「外国語」と「通訳・ガイド」を商業実務に加えて商業実務・外国語としている。




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